武蔵野市境 青木小児科医院の予防接種について

<予防接種について>

予防接種とは

 予防接種とは、注射または経口的にワクチンを体内に接種して人工的に免疫をつけることにより、伝染病の発生や流行を予防するものです。

ロタウイルス(ワクチン対象年齢:生後6週~32週)
 

 乳幼児をはじめ子供に多い急性胃腸炎を引き起こす代表的なウイルスです。2月~3月にかけて多く発生し、下痢や嘔吐の症状が他のウイルス性胃腸炎と比べると激しいため、入院が必要になる場合もあります。

B型肝炎(ワクチン対象年齢:生後2か月~)
 

 肝炎を引き起こす代表的なウイルスです。体内に入ると肝炎を起こし、劇症化したり、感染が遷延すると肝硬変や肝臓がんに至ることがあります。母体がB型肝炎キャリアの場合は出産時に垂直感染を引き起こします。肝炎ウイルスの中では感染力が強く、血液・尿だけでなく汗や唾液を介しても比較的容易に感染することがわかってきました。特に保育園に入るお子さんは、入園前に3回の接種を済ませておきましょう。平成28年10月よりようやく定期接種となりました。

BCG(ワクチン対象年齢:生後3か月~)
 

 結核の感染を防ぐための予防接種です。従来は保健センターでの集団接種でしたが、平成28年4月より個別接種も開始され、現在は個別接種のみとなっております。

ヒブワクチン(ワクチン対象年齢:生後2か月~)
 

 ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型(Hib)による感染症は小さいお子さんが罹ると重症化し髄膜炎・肺炎・敗血症など命に係わる症状を呈する病気です。接種回数が多いので早めに接種を開始しましょう。

プレベナーワクチン(ワクチン対象年齢:生後2か月~)
 

 小児用の肺炎球菌ワクチンです。肺炎球菌による感染症は小さいお子さんが罹ると重症化し肺炎・髄膜炎・敗血症などを引き起こします。上記のヒブワクチンと同時接種することをお勧めします。

四種混合ワクチン(ワクチン対象年齢:生後3か月~)
 

 ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ(急性灰白髄炎)を予防するワクチンです。
生後3か月から接種出来ます。3~8週間隔で3回、半年後以降4回目を接種します。ヒブ・プレベナーワクチンと同時接種するとよいでしょう。

麻疹(ワクチン対象年齢:1歳~)
 

 麻疹ウイルスによって起こる疾患で、感染力が強く、1週間以上の高熱・カタル症状・発疹を来たす重篤な感染症です。感染後約1か月間は免疫機能低下状態が生じるため、肺炎・脳炎・心筋炎などの様々な合併症が起こり致命的な事態を招くことがあります。麻疹・風疹の合剤ワクチンであるMRワクチンを、満1歳のお誕生日プレゼントとして接種するよう勧めています。

風疹(ワクチン対象年齢:1歳~)
 

 風疹ウイルスに感染することで発病し、発疹・発熱・リンパ節腫脹などを特徴とします。麻疹と似ており軽症であるため“三日ばしか”とも呼ばれます。免疫のない妊婦さんが感染を受けると胎児が先天性風疹症候群に罹患し、重い障害を起こすリスクがあります。小児期に接種をしていない方は、妊娠の前にワクチン接種を済ませておきましょう。

水痘(ワクチン対象年齢:1歳~)
 

 水痘は水疱瘡とも呼ばれ、今の成人の多くの方は罹患したことのあるポピュラーな疾患で、感染力が極めて強いウイルスです。「ワクチンを受けるよりも罹患した方が免疫がしっかりつくから良い」という言い方もあるようですが、罹患すると将来帯状疱疹を発症するリスクを抱えることになるので、満1歳になったらMRワクチン・おたふくかぜワクチンと同時接種がお勧めです。

おたふくかぜ(ワクチン対象年齢:1歳~)
 

 別名流行性耳下腺炎とも言います。ムンプスウイルスの飛沫感染により感染する伝染病です。熱が出て、耳の下が腫れて顔が下ぶくれになる、小児に多い病気です。腫れは1週間ほどで引き、熱も3~4日で落ち着くことが多いですが、髄膜炎・不妊症・膵炎・難聴などの合併症を引き起こすことがあるので注意が必要です。

インフルエンザ(ワクチン対象年齢:生後6か月~)
 

 インフルエンザウイルスにより冬季に流行する、風邪の親玉的な疾患です。普通の風邪と異なり、高熱・倦怠感・関節痛・筋肉痛・咽頭痛・咳などの症状が強く、重症感があります。幻覚も起こしやすいウイルスで、特に小児は急性脳症、高齢者では肺炎などの重篤な合併症を起こしやすく、命に係わることもあります。接種しても罹患してしまう率が比較的高いワクチンですが、重篤な合併症の発症を抑える効果があり、罹患しても軽症で済みますので、接種の意義は大いにあります。毎年秋以降、小児から高齢者まで是非ワクチンを接種しましょう。

日本脳炎(ワクチン対象年齢:3歳~)
 

 日本脳炎ウイルスが蚊によって媒介され、髄膜炎・脳炎を引き起こします。幼少児や高齢者では死亡のリスクが高く、特に小児では重度の障害を残すことが多いとされています。

ニューモバックスワクチン(ワクチン対象年齢:65歳(平成30年度までは65歳以上の5の倍数の年齢))
 

 成人用肺炎球菌ワクチンになります。肺炎球菌に感染すると、気管支炎・肺炎・髄膜炎・敗血症などを引き起こし、高齢者では重篤になりやすく命に係わります。対象年齢に達したらなるべく早く接種するようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

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